コンセプト

施主の先にいる、
消費者に響くことを強く意識しています。

もちろん第一に施主の要望を伺います。自分たちにとって使い勝手が良く
気持ちが上がる空間であることはとても重要です。
しかし、それだけに留まることなく、その先にいる消費者が
適切な期待感を持ってその場所を訪れる空間となることも重視しています。
それには、広告デザインで培った経験が役立っていると感じています。

イメージをカタチにするのが役割です。

特に初めての店舗の場合
ご自身の理想を実現にしたいと考えるのは自然なことです。
ご自身のイメージに一貫性があれば
感性の合う消費者を自然と惹きつける魅力的な空間に仕上げることが出来ます。
しかし一方で、「あのお店のここが良かった」「このスペースはこんな風に仕上げたい」
といった様々な要望を寄せ集めた場合
全体のイメージが散漫になってしまうことも少なくありません。
そんな場合でも、客観的な視点から機能とイメージを整理して
空間に魅力的な統一感を持たせます。

事業の特性や成長計画を見据えた




プランでご提案します。

仕上げ部材について「本物にこだわりたい」
という要望を持たれるのは自然なことですが、すべての部材に質の高い本物を用いると
いたずらに高級感が出てしまったり、商品やサービスの価格や提供方法との
バランスが悪くなってしまうことが少なくありません。
例えば、デザインに凝ったカフェの耳付き無垢材の一枚板カウンターで
紙コップのコーヒーを提供されると違和感があります。
また、時代の先端を追求した店舗は寿命が短く、将来のリニューアルも想定するべきです。
そこに高級材が多く使われていたりするともったいないと感じます。
デザイナーのエゴを消費者に押し付けることなく
事業計画も考慮したバランスの良いご提案を心がけます。

事例紹介

平林ペットクリニック
Before
事例1

リノベーションを通じて 求める顧客層と病院のイメージをフィット

平林ペットクリニック
義父が営んでいた医院の建物を引き継ぎ2015年に開院。若い女性獣医師が運営する実態とはかけ離れた印象から集客に苦戦していました…。
つきの木どうぶつ診療所
Before
事例2

事業承継案件において、イメージの若返りを図りつつ既存顧客への安心感も継続

つきの木どうぶつ診療所
地域で愛される動物病院の姿勢に共感した若手獣医師が病院を引き継ぐことになったものの、長年続いた病院の外観はかなりくたびれた印象でした…。
市ヶ谷動物医療センター
Before
事例3

街並みへの貢献、サステナビリティへの配慮で、物件オーナーの理解を得て入居審査もスムーズに

市ヶ谷動物医療センター
1階のテナント、特に交通量の多い道路に面するテナントは、街並みへの影響を考慮する責任も担っていると言えます。その中で自身の魅力もバランス良く発信していかねばなりません…。
ピラティス・ヨガ&a 武蔵小杉
Before
事例4

道路からの引き込みが深い物件でも 品よく通行人の視線をしっかり惹きつける

ピラティス・ヨガ&a 武蔵小杉
建ぺい率の問題や来客用の駐車スペースの想定などで、道路からの引き込みが深い物件が多く存在しますが、通行者の目に止まりづらく「何のお店か分かりづらい」というデメリットがあります…。