1Fテナントのデザインで
物件自体の価値にも好影響
Facade, Sign, Interior:
もみじ山通りペットクリニック
不動産賃貸の募集チラシを見ると、駅からの距離(徒歩○分)に加え、コンビニまでの距離など、利便性に関するものが主であると言えます。
しかし、広く語られない事実として、1階に魅力的な店舗が入る物件は、周辺にある同条件の物件に比べ、多少賃料が高くとも入居率が高まる傾向にあります。
一方で、飲食店をはじめ美容院や歯科医院、動物病院などは、躯体や下水配管へのダメージや騒音などの懸念から、 入居を断られるケースも少なくありません。
本案件のように、店舗としての存在感の演出を過剰な電飾看板などで行うのではなく、人を惹きつける魅力を醸成することで行うと、建物自体の印象も向上するとともに、物件のオーナーや入居者とテナントの関係も良好になりやすいと言えます。
入居の申請時に物件自体の価値を考慮したデザインの提示ができること、明確なプレゼンテーションによって、希望するテナントへの入居の後押しができればと考えています。